スクール☆ウォーズ・泣き虫先生の7年戦争

まずは、ドラマの解説！

放送期間1984年10月6日～1985年3月25日（全26回）

OPナレーションより
「この物語はある学園の荒廃に戦いを挑んだ熱血教師たちの記録である
高校ラグビー界において全く無名の弱体チームが荒廃の中から健全な精神を
培い　わずか数年で全国優勝を成し遂げた奇跡を通じて　その原動力と
なった愛と信頼を余すところなくドラマ化したものである」>

　この作品は高校ラグビー部の物語で、主人公・滝沢賢治が川浜高校の教諭として赴任した事から始まる。この舞台となる川浜高校は不良だらけで校内暴力、喫煙、ガラスが割られる、廊下をオートバイが走る、授業中には麻雀をするなどの不良の巣窟とも言える荒廃した高校だった。

　だが、滝沢賢治がそんな荒廃した高校を立て直していき、その7年後には無名の弱体チームの川浜高校ラグビー部が全国優勝を遂げると言う青春物語。
主人公の滝沢賢治は時には生徒を殴って気付かせ、時には一緒に涙をしてやるという本当、人間味と情熱がものすごくある教師です。サブタイトルの「泣き虫先生の7年戦争」という文字通り、滝沢賢治は涙脆く、見ている自分も涙を誘われるほどのかっこいい男の涙を感じます！

　初めて聞く人にしてみれば、すごくいかにもよく聞くような感動ドラマの典型と思われるかもしれない。しかし、この作品はOPナレーションの言葉にも出てるように、実話を元に作られたお話なのです！伏見工業高校という京都の高校の元ラグビー部監督・山口良治さんという人がモデルになっています！（他の登場する生徒も実際の生徒がモデルになってます）
　実際、山口良治さんもドラマの滝沢先生のように涙もろく、泣き虫先生と言われ、不良だらけの伏見工業高校をラグビー部を活性化することで立て直したという偉大なドラマがあるのです。

　このドラマや山口良治さんの生き様見てると、男が涙をこぼすのはみっともないという古い価値観が壊れるのを感じ、最近は涙もろい自分がいます。
自分自身、家庭教師と言う仕事をしているから、子供の指導にはこういう息方は是非参考にしなければと思う日々です。

◆スクール★ウォーズ　８４年１０月からＴＢＳ・ＭＢＳ系で放送された人気青春ドラマ。滝沢賢治（山下真司）が荒廃した川浜高校ラグビー部監督に就任してから全国優勝するまでの７年間を描く。京都市立伏見工業高校に赴任したラグビー元日本代表の山口良治監督（現総監督）が滝沢のモデルとなっている。同校ラグビー部は過去３度の全国優勝。主なＯＢは前日本代表監督の平尾誠二氏、タレントの大八木淳史らがいる。

ちなみに、自分はスクール☆ウォーズ同盟の一員です♪